シャネルのオート オルロジュリー（高級時計製造）

いつからかよく目にするようになった「オート オルロジュリー 」は、「高級複雑時計製造」を意味する言葉ですが、単に高額ということではなく、文字通りコンプリケーションウォッチなど、高度な技術と手間をかけた、ブランドにとって特別なモデルやコレクションを指す際などに用いられます。

スイスのラ・ショー・ド・フォンに、時計専業ブランド顔負けのウォッチ マニュファクチュールを構えるシャネルは、かねてからオート オルロジュリー ムーブメントの開発・組み立てに特化した部門を構えます。2016年に世に送り出した「ムッシュー ドゥ シャネル」は、メゾンのオート オルロジュリーにおける象徴的存在です。

左　H6672　8,547,000円（税込）　詳細
右　H6596　8,382,000円（税込）　詳細
右　H6823　7,590,000円（税込）　詳細

この度、シャネルのスペシャルイベント開催に伴い、ホワイトゴールド製（左）、ベージュ―ゴールド製（中）、「スーパーレッジェーラ」（右）の3点、さらには世界限定100本のモデルを合わせた、4つのムッシュー ドゥ シャネルを展示いたします。

エレガントかつ端正な魅力を放ちながら、限りない創造性の追求をしたシャネルのオート オルロジュリーをぜひお愉しみください。

ジャンピングアワー・コンプリケーション

ムッシュー ドゥ シャネルは、シャネル初の自社製ムーブメント「キャリバー1」を搭載し、「ジャンピングアワー」という複雑機構を備えます。こちらの画像の時計が示す時刻は、12時16分過ぎです。

「0」から「60」で表示されたレトログラード分表示に従って進む分針は、「60」に到達した瞬間、まばたきをする間もなく「0」の位置へとジャンプします。その刹那、6時位置の「時」数字が次の時刻へと切り替わります。
シャネルはこの「時」をパリのヴァンドーム広場の形、八角形で囲みました。

ジャンピングアワー・ウォッチの歴史は19世紀に遡り、その複雑な技術と美的魅力の融合で時計愛好家を魅了してきました。ユニークで型破りな表示、その他の時計とは一線を画すダイナミックな動きは、新鮮でエキサイティングな時間の読み方を提供します。

名だたる高級時計ブランドが手掛けてきたジャンピングアワー機構の技術的な複雑さは、時計職人の技術と創造性の証であり、高級機械式時計の芸術性と革新性を示す機能ものです。

自社製ムーブメント「キャリバー1」

自社製ムーブメント「キャリバー1」は、その独特の容姿が目を引きます。
ブランドのアイコンカラーであるブラックでコーティングされたパーツ、歯車を抑える独創的な形状の受け、自社製ムーブメントの証であるライオンの刻印やコメットを模ったテンプなど、伝統だけにとらわれないシャネルのクリエイティビティが表現されています。

また、このムーブメントについて忘れてはならないのが、自身の名の高級時計ブランドを持つ「ローマン・ゴティエ」です。巨匠フィリップ・デュフォーの弟子として知られ、パーツ作りのエキスパートである彼（ブランド）のもとで「キャリバー1」のパーツは製作されています。

創業者の専門分野である精密工学に基づき、徹底した仕上げと加工精度の追求によって年産が60本前後というローマン・ゴティエ。（公式HPより）そのハイエンドとのパートナシップによりムッシュー ドゥ シャネルは生まれました。

特別をお求めの方にぜひお試しいただきたい作品です。

期間限定イベントで皆様のご来店をお待ち申し上げております。

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