5月の連休も過ぎると朝晩は別としても、日中は汗ばむくらいの陽気になっていて、何を着ようか非常に悩む時期になっています（個人的にですが・・）。
しかし、腕もとだけは時間を取らせません。非常にバランスが良く頼りになるモデルをご紹介いたします。

【TISSOT SEASTAR 1000 パワーマティック80】

２020年頃から今のスタイルになってきたように思いますが、ティソのダイバーモデルの良いところは、30気圧防水の高機能でありながら、完全に街で使う時計として作られている（そう感じている）ところではないでしょうか。

40㎜のケース径はもちろんですが、30気圧の自動巻き時計でありながら、12.5㎜というケース厚からも普段に使いやすい物づくりを感じられます。取り回しも良くジャケットの袖口にも掛からない厚みに抑えられ、その上80時間のパワーリザーブ。最高です。
今回の新作は4型。スポーティなブラックケースに、YGとのコンビネーションモデル、ステンレスモデルが2型。好みによって選べるのもポイントです。

ケースのデザインやサイズ感、丁寧に面取りされたリューズによって、ダイバーズウオッチにありがちなリューズが手の甲に当たって痛いという最悪な状況も起こり難いと感じます。

では、少しですが魅力をお伝えいたします。

【T120.807.37.041.00】

まずは、ブラックPVDコーティングケースがスポーティな印象のこちら。ミネラルガラスでコーティングされたステンレス製回転ベゼルが高級感をもたらし、サテン仕上げのケースと共にブラックのグラデーションを作り上げています。
文字盤の筋目加工も深いブルーのグラデーションと重なり、コンパクトで洗練されたデザインを表現しています。

この佇まいは、街での使用でこそ映えるのではないでしょうか。

【T120.807.11.051.00】

ブラック文字盤のステンレスブレスモデル。一番汎用性のあるモデルです。タフでありながら無骨過ぎないデザインはカジュアルはもちろんですが、ビジネススーツでのご使用もこなしてくれます。

文字盤から緩やかに立ち上がる見切り部分は、ベゼルの柔らかな雰囲気ともマッチしています。

全体のバランスも申し分ないと思います。　ヘアライン仕上げのケースやブレスレットは丁寧に仕上げられており、ブレスレット中駒のポリッシュ仕上げとのコントラストなど造りの良さを体感いただけます。

【T120.807.11.091.00】

一番海を想起させるのがターコイズグラデーション文字盤のこちら。
ベゼルのブラックに繋がるようにグラデーションされた色味は、明るい南国の海を思い起こさせます。

身に着けて気持ちが上がる時計です。
一番そこが重要かもしれません。

物の値段が上がり続けている中、110,000円(税込)という値段で手に入るこちらのモデルは、スマートウォッチが台頭する中、腕時計から離れていたお客様にも、アナログの魅力を再認識頂けることと思います。