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挑戦の先にあるもの
G-SHOCK最高峰、MR-G 30年の物語
1996年。
G-SHOCKの歴史に、それまでとは異なる一本が誕生しました。
樹脂で耐衝撃性を実現してきたG-SHOCKに対して、金属の外装でその強さを実現する。
「壊れないメタルウオッチをつくる」。
そんなシンプルでありながら、当時としては非常に困難な挑戦から生まれたのが、MR-Gです。
そして2026年。
G-SHOCK最高峰ラインとして進化を続けてきたMR-Gは、誕生30周年を迎えました。
素材。
加工技術。
構造。
そして表現。
30年という時間の中で、MR-Gは数え切れないほどの進化を遂げてきました。
しかし、その根底に流れるものは、おそらく30年前と変わっていません。
30周年という節目に登場したモデルを追っていくと、その精神が今も脈々と受け継がれていることが見えてきます。
BLUE ROSE PROJECT
不可能を、可能にする。
すべての始まりは、2018年の「Dream Project」でした。
G-SHOCKの生みの親である伊部菊雄氏を中心に進められたこのプロジェクトでは、ケース、ベゼル、ブレスレット、ビスに至るまで金無垢を採用した「G-D5000」を実現。
当時の常識から考えれば極めて困難だった、金無垢によるG-SHOCKが現実のものとなりました。
しかし、その同じ年。
もうひとつの“夢”が存在していました。
サファイアクリスタルでG-SHOCKをつくる。
スイス・バーゼルで、そのコンセプトモデルは展示されました。
美しい透明感と高い耐傷性を持つサファイアクリスタル。
しかし、G-SHOCKに求められる耐衝撃性能を備えることはできず、当時は製品化には至りませんでした。
そこから挑戦が始まった。
開発チームは研究を続けました。
その過程で見出されたのが、外装を一体構造ではなく複数のパーツに分割し、それぞれの間に緩衝構造を持たせるという考え方。
その思想はMR-G独自の「マルチガードストラクチャー」へと進化し、2022年にはMRG-B5000として実を結びます。
そして2026年。
Dream Projectで果たすことのできなかったサファイアクリスタルによる耐衝撃構造が、ついに現実のものとなりました。
開発チームは、この“不可能を可能にする”ための取り組みを、
「Blue Rose Project」
と名付けました。
夢を完成させた一本 ― MRG-D5000

サファイアクリスタルという、加工も組み上げも極めて難しい素材。
MRG-D5000では、そのサファイアクリスタルを外装に用いながら、G-SHOCKとしての耐衝撃性能を成立させました。
サファイアクリスタル専用に新たなマルチガードストラクチャーを開発し、ねじ穴を設けず、日本の木組建築を思わせる嵌合構造によって組み上げています。
裏蓋には、
「DREAM PROJECT」
の文字。
そして品番「MRG-D5000」の「D」にも、Dream Projectへの敬意が込められています。
2018年に叶わなかった夢を、8年後に完成させた。
単なる新素材の採用ではなく、MR-Gの研究開発そのものが到達したひとつの頂点です。
MRG-D5000
氷河の青を纏う ― MRG-B5000SA

Blue Rose Projectを象徴する、もうひとつのMR-G。
MRG-B5000SA-2JR。
モチーフとなったのは、アイスランドの氷河で見られる氷の洞窟「スーパーブルー」。
長い年月をかけて圧縮された高純度の氷が、深い青だけを透過することで生まれる神秘的な世界です。
その青を象徴するのが、ベゼルにセットされた2カラットのラボグロウン・ブルーサファイア2石。
G-SHOCKのフォルムを意識したオリジナルのファセットカットが施され、見る角度によって異なる輝きを放ちます。
ブルーAIP、ブルーIP、ブルー蒸着。
異なる青を重ねることで、スーパーブルーの深く静かな世界観を表現しています。
MRG-B5000SA-2JR
価格:880,000円(税込)
発売:2026年12月予定
世界限定500本
※12月1日ご予約開始予定
その思想を、フルメタルG-SHOCKへ

そしてBlue Rose Projectには、もう一本あります。
GMW-B5000SB-1A2JF。
MR-Gではなく、フルメタルG-SHOCKです。
初代G-SHOCKのスクエアデザインを受け継ぐGMW-B5000をベースに、ベゼルのディンプル部分へ4石のラボグロウン・ブルーサファイアをセット。
ラウンドブリリアントカットによる澄んだ青の輝きが、Blue Rose Projectの精神を象徴します。
そして何より興味深いのは、このモデルが数量限定モデルではないということ。
MRG-D5000は世界限定20本。
MRG-B5000SAは世界限定500本。
その一方で、Blue Rose Projectの思想はMR-Gという最高峰だけに留められることなく、フルメタルG-SHOCKにも広げられました。
不可能への挑戦から始まったひとつの物語が、より多くのG-SHOCKユーザーへとつながっていく。
そこにも、このプロジェクトの大きな意味を感じます。
GMW-B5000SB-1A2JF
価格:110,000円(税込)
発売:2026年11月予定
その前に現れていた、もうひとつの「青」

Blue Rose Projectとは別のモデルですが、30周年を振り返るうえでもう一本触れておきたいMR-Gがあります。
MRG-BF1000EB-1AJR。
極低温の海中で生まれる自然現象「ブライニクル」をテーマにしたMR-G FROGMANです。
深いブルーの世界観。
高硬度合金コバリオンのベゼル。
研磨職人・小松一仁氏によるハンドカット。
そしてFROGMAN特有の2本のフロントビスには、57面ラウンドブリリアントカットのラボグロウン・ブルーサファイアがセットされています。
Blue Rose Projectとして発表されたモデルではありません。
それでも、30周年を通して時計を見ていくと、後に大きな意味を持つことになる「青」と「ブルーサファイア」は、すでにここにも姿を見せていました。
今改めて振り返ると、どこかそこに、ブルーローズの香りを感じます。
MRG-BF1000EB-1AJR
価格:1,210,000円(税込)
発売:2026年6月
MR-G 30周年記念モデル
世界限定800本
※完売いたしました
悠 – Haruka –
時を超える、強さと美しさ。
Blue Rose Projectが、
「不可能を可能にする」
というMR-Gの挑戦を象徴するものだとすれば、
30周年には、もうひとつの物語があります。
MRG-B2100HR-1AJR「悠 – Haruka -」。
クリエイティブワークに迎えられたのは、京都・西陣に生まれた世界的な箔アーティスト、裕人礫翔氏です。
テーマは、
「時を超える強さと美しさ」。
1000年以上にわたり受け継がれてきた箔の文化。
そして30年間、進化を続けてきたMR-G。
時間の長さは異なります。
しかし、その両者には、
受け継ぎながら、変わり続ける。
という共通した姿勢があります。
一点ごとに宿る、プラチナ箔の表情

文字板には、日本の伝統的な建築・木工技法から着想を得た格子状の造形を採用。
そこへ施されるのが、プラチナ箔です。
箔を粉末状にした「砂子」が生み出す、微細な煌めきと奥行きのある濃淡。
しかも、この箔押しは機械によるものではありません。
裕人礫翔氏自身が、一点一点を手作業で仕上げています。
同じ工程でつくられていても、その表情はすべて異なる。
それは工業製品でありながら、どこか工芸作品にも通じる魅力です。
伝統と、最先端技術が出会う
一方、ベゼルとブレスレットには、超短パルスレーザーによる微細加工を使った構造色技術を採用しています。
色素ではなく、物質表面の微細構造によって光を反射し、見る角度によって色彩を変化させる。
古くから受け継がれてきた箔。
そして、未来へ向かう最先端の加工技術。
その二つが、一つの時計の中で交差します。
トップベゼルにはコバリオン。
ブレスレットにはDAT55G。
ケースなどには64チタン。
美しさを表現するだけではなく、その美しさを守るための強さまで追求する。
そこにも、G-SHOCK最高峰であるMR-Gらしさがあります。
MRG-B2100HR-1AJR
価格:1,100,000円(税込)
発売:2026年11月13日(金)予定
世界限定800本
※2026年11月1日(日)ご予約開始予定
30年の挑戦を、その手に。
MR-Gの30周年に生まれた、二つの物語。
不可能だった夢を現実へと変えた、
Blue Rose Project。
そして、日本の伝統と最先端技術を未来へとつないだ、
「悠 – Haruka -」。
どちらにも共通しているのは、完成したものに満足するのではなく、その先へ進もうとするMR-Gの姿勢です。
写真で見るブルーサファイアの輝き。
プラチナ箔の繊細な表情。
金属の研磨。
光によって変化する構造色。
そして、腕に乗せたときに初めて感じる質感や存在感。
そのすべてを、画面だけでお伝えすることはできません。
発売後は、ぜひ店頭で実際に手に取ってご覧ください。
30年積み重ねてきた技術や美意識、そして挑戦心。
その先に、MR-Gらしい遊び心が見えてきます。









