新しい「ポルトギーゼ・オートマティック 42」はケース構造が全面的に改良され、ケースリングが薄くなり、前面と背面にボックス型のサファイアクリスタルが採用されたことにより、エレガントで洗練された印象をもたらします。
 
特筆すべきは、《60もの工程》を要する複雑なプロセスにより細部まで作り込まれた文字盤です。独特の視覚的な深みは、《15層》もの透明なラッカーの塗布後、丁寧に磨き上げて高光沢仕上げにより実現されています。
 
サブダイヤルは機械加工により、真鍮製の地板とラッカー層の両方に組み込まれます。そして、特殊なプリント工程で構造の立体感を一段と際立たせます。最後に、アップライト・インデックスを文字盤の上に手作業で一つひとつ設置します。
 
ポルトギーゼ・オートマティック 42を駆動するムーブメントは、精巧に仕上げられた輪状のジュネーブ・ストライプが特徴のIWC自社製「52011キャリバー」。「ペラトン自動巻きシステム」には、摩耗しにくい酸化ジルコニウムセラミック製のパーツが採用されており、2つの香箱に最大7日間（168時間）のパワーリザーブを実現します。
 
このモデルには、18Kレッドゴールドのフォールディングクラスプを備える、「サントーニ社*」製のブラウンアリゲーターレザーストラップが組み合わされます。

 
* SANTONI（サントーニ）– 1975年に創業されたイタリアの高級シューズブランド。格別な古艶と美しい色彩のグラデーションは、サントーニ社のレザー製品ならではの魅力。自社のアトリエでIWCシャフハウゼン限定のレザーベルトが手作業で製作されている。